測定範囲と精度の理想的なコンビネーション
ZEISS MMZ T
測定範囲の大きな門形座標測定機
最大14.8 m³の測定範囲を持つZEISS MMZ Tは、テーブル一体型の門移動形測定機の中でも最大の測定範囲を実現しています。たとえば、工場の現場で直接、大きな歯車を非常に正確に測定できます。
ZEISS MMZ T
特長空間が広くとられていて、クレーンによるワークの積載も簡単です。最大10トンのワークでも測定可能な設計になっています。
オペレーターや機械に対して安全
- センサ/オペレーターを保護するラムの衝突停止機能
- 衝突後のダウンタイムの発生を防止する光学式ラム保護機能
- 座標測定機に大きなワークを安全に積載できる安全なブリッジ位置
高い測定性能
- 非常に深い穴(1,200 mm)の測定用REACH CFX 3 MMZスタイラスエクステンション
- 測定範囲を最適に利用できる定盤埋め込み式ロータリテーブル
- 温度差を選択して取得できる座標軸用の温度補正勾配
重たいワークも効率的に測定
- 精度を損なうことなく10トンまでのワークを測定可能
- 高額な土台が不要な、内蔵防振システム
- 圧縮空気不要のベアリング技術により運用コストを最小化
長期にわたっても堅牢で安定した動作
- 埃や油分の多い空気への耐性
- ラフな環境条件にも対応し、測定室の条件を緩和
- 大きなベアリングクリアランスと安定したブリッジ設計により、優れたスキャニング性能を実現
はすば歯車を測定中のZEISS MMZ T座標測定機
電動テールストックを備えたZEISS MMZ T
ZEISS MMZ Tのテクニカルデータ
最大許容長さ測定誤差 |
MPE_E150 |
from 2.4 + L/400 μm |
最大許容シングルスタイラス形状誤差 |
MPE_PFTU |
from 2.0 μm |
最大許容スキャニングプロービング誤差 |
MPE_THP/tau |
from 2.8 μm / 62 s |
形状測定誤差 |
MPE RONt |
from 2.0 μm |