ブランドパートナーシップ
ZEISS モバイル・イメージング
ZEISS モバイル・イメージング
ZEISSの歴史は、数々の戦略的な提携関係に特徴づけられます。ZEISSはその中核となる技術をもって厳選されたパートナーと一丸となり、新規市場に進出し、新境地を切り開いてきました。その結果、ZEISSは一般消費者市場から映画制作まで、映像処理業界の名高い企業との長年にわたる強力なパートナーシップを誇りを持って振り返ることができます。
デジタルイメージング製品の進化を共に創造
どこにいても人生の特別な瞬間を鮮やかな画質で流れるように捉える:このクラスでは最上級の光学系、ZEISS Vario-Sonnarズームレンズを搭載したソニーのHi8 Handycam® CCD-TR555カムコーダーがデジタルイメージングの新しい標準を打ち立てたのは1996年のことです。それ以来、ソニーとZEISSは四半世紀以上にわたってデジタルイメージングの限界に挑み続けてきました。1999年に、ソニーとZEISSはZEISS Distagonレンズを搭載したデジタルスチルカメラ、サイバーショット®DSC-F55Kを皮切りに、写真分野でのコラボレーションもスタートしました。ZEISSとソニーはまた、2006年にAマウントレンズ、2011年にはEマウントのAlpha™カメラレンズで交換レンズの市場に参入しました。
2020年、ZEISSとソニーはモバイル機器でのフォトグラフィーの分野で再びそのコラボレーションの幅を広げました。世界初の最大20fpsのAF/AEトラッキング連写と5G接続を実現したソニーのフラッグシップスマートフォン、Xperia 1 IIには、反射を抑えて鮮やかなコントラストを実現するT* 反射防止コーティングを施したZEISSレンズが使用されています。携帯電話というコンパクトなサイズに収まったこれらの革新的な技術パッケージが、ユーザーにシャープネス、忠実な色、ボケを約束します。ZEISSとソニーはこれからも、最高の画質を提供し、より多くのユーザーに新しい写真体験をお届けするためにデジタルイメージングの分野に革命をもたらしていきます。
モバイルイメージングを次のレベルへと導くための共同開発
最高の品質基準を満たし、ユーザーに焦点を当てたイノベーションを推進するという共同の野心と、両ブランドの目指すものがぴったりと合うという背景から、2020年にZEISSとvivoがコラボレーションをスタートしました。最初の共同製品、X60をはじめとするvivoのプレミアムスマートフォンのXシリーズには共同で技術開発されたイメージングシステムが搭載されています。これにより、ZEISS光学系、ZEISS T*コーティング、ZEISSレンズならではのボケを特徴とするポートレートモードなど、ZEISS画像に求められる不可欠な要素を、モバイルデバイスの優れたマルチカメラシステムに導入し、プレミアムイメージングをスマートフォンにもたらすことに成功しました。
共同研究開発プログラム、ZEISSのイメージング・ラボでは、ZEISSの130年以上にわたるイメージング経験を活かし、最先端のモバイルイメージング体験のための革新的な技術を生み出し続け、その成果をモバイルイメージング技術に応用しています。ZEISSとvivoは、これをvivoのスマートフォン技術やソフトウェア、ユーザーエクスペリエンスにおけるノウハウと組み合わせ、スマートフォンイメージングの限界を押し広げ続けていきます。すでにこのパートナーシップは、卓越した画質を誇るフラッグシップデバイスを愛するハイテクコミュニティ、インフルエンサー、メディア、そして消費者から、熱狂的なフィードバックを集めています。実験を通して前進していく勇気と技術に関する確立された知識を組み合わせたこのパートナーシップを通して、両社はモバイルイメージングを常に新しいレベルへと引き上げていきます。