WEBセミナー「緑内障診療のコツとポイント、教えます!」

カールツァイスメディテック株式会社・千寿製薬株式会社共催

開催日時

2025年1 月23日(木)19:00~20:00

 

座長:中野 匡 先生 (東京慈恵会医科大学)

演者:西島 義道 先生 (東京慈恵会医科大学)

演者:溝上 志朗 先生(愛媛大学)

 

講演1

ハンフリー視野計を使いこなす ー検査選択と進行解析ー

演者:西島 義道 先生 (東京慈恵会医科大学)

緑内障診療において、ハンフリー視野計(HFA)による視野検査が一般的ですが、検査方法は30-2 (24-2)または10-2、閾値決定方法はSITA StandardまたはSITA Fastで施行されている先生方がほとんどではないでしょうか。
近年、短時間で検査ができるSITA Fasterや、中心視野の検査も同時に施行できる24-2Cが備わり、患者様の体力や集中力に合わせて適切な検査選択が可能となりました。また、治療効果の確認や治療変更の見極めには視野の進行判定が重要であり、HFAには便利な視野進行解析GPAが使用できます。
今回の講演では、患者様と二人三脚で進めていく緑内障診療において、HFAを効果的に使うためのコツをお伝えできればと思います。


ハンフリーフィールドアナライザーHFAII:製造販売届出番号:13B1X00119001130
ハンフリーフィールドアナライザーHFAIII:製造販売届出番号:13B1X00119001370

 

講演2

重症化する緑内障を見極める ー中心視野とOOLの観点から一

演者:溝上 志朗 先生(愛媛大学)

緑内障は我が国の視覚障害原因の第一位であり、有病率は加齢に伴い増加することから、超高齢社会を迎えた現在、その深刻さが一層顕著になっている。
緑内障治療の目的は、患者が生涯にわたり不自由なく生活できる視機能を維持することにある。とりわけ中心視野障害の進行は患者のQOLに大きく影響を及ぼすため、より慎重なケアが求められる。
そこで今回の講演では中心視野障害をきたしやすい症例の特徴や注意すべき視野進行パターンに関する最近の知見を共有するとともに、こうした症例に求められる治療強化の具体策についても考えてみたいと思う。
 

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